【Q&A】友人が逮捕されてしまったら?

2014-10-06

Q: 友人が逮捕されてしまいました。面会や差し入れはどのようにしたらよいですか?

 

1 逮捕後の面会・差し入れについて

(1)逮捕後3日間の面会・差し入れについて

逮捕された後、約3日間は、弁護士以外が逮捕された人(「被疑者」と言います。)に面会をすることは出来ません。
差し入れについては、この期間中も可能ですが、予め被疑者が身体を拘束されている警察署に電話をかけて、差し入れの時間、差し入れ可能な物について確認をした方がよいでしょう。

(2)勾留期間中の面会・差し入れについて

逮捕された後も被疑者の身体を拘束することを勾留と言います。この勾留期間中、被疑者との面会は、通常、弁護士以外の人でもすることが出来ます。ただし、裁判所が、事件の性質上、弁護士以外との接見を禁止している場合(「接見禁止決定」と言います。)には、一般の人が被疑者と面会することは出来ません。差し入れは可能です。
勾留中の面会・差し入れについては、勾留場所が、警察署なのか、拘置所なのかで異なるため、確認が必要です。

 

2 警察署での面会・差し入れ

警察署で面会をする場合は、事前に逮捕されている警察署に電話をして、被疑者が警察署にいるか確認をします。
警察署にいると確認できれば、警察署で面会をすることができます。面会場所は警察署の留置管理課にある面会室です。警察署の総合案内で面会に来た旨告げれば、留置管理課の場所を教えてもらえます。そこで面会の申込書を書いて面会をすることができます。

警察署での面会は、多くの場合は平日の午前8時半から午後4時ころまで(昼休みを除く)です。各警察署によっても面会時間が違いますので、事前に警察署に電話で確認するようにしましょう。
警察署での差し入れは「留置管理課」で行います。警察署の総合受付で差し入れをしたい旨伝えれば、留置管理課まで案内してもらえます。そして、そこで所定の用紙を記入し、差し入れたい物を警察官に渡せば差し入れをすることができます。

差し入れを受け付けてもらえる時間は、午前中は、午前9時半から午前11時まで、午後は、午後1時から午後4時までです。ただ、警察署によって異なることもありますので、事前に各警察署の留置管理課に問い合わせる方が確実です。

差し入れできるものについてですが、衣服や本、お金などを差し入れることができます。ただし、衣服については、ひも状のものを差し入れることはできません。例えばジャージの腰の部分のひもなどは切るなり抜き取らされます。

また、その他にも差し入れできる衣服が制限されることがありますので、留置管理課に事前に確認しましょう。また、食べ物は直接差し入れることはできません。お金を差し入れれば,留置の中で本人が自分でお弁当を買うことが出来ます。

また、警察まで行くことができない場合は、警察署宛てに差し入れたいものを郵送して、差し入れることもできます。その際に、被疑者の名前と、差し入れをする人と被疑者との関係がわかるようにしましょう。

3 拘置所での面会・差し入れについて

拘置所では、平日の9時~午後0時,午後1時~午後5時が面会可能時間となっています。受付時間は,午前8時30分~午前11時30分、午後0時30分~午後4時が受付時間となっています。受付時間を過ぎると面会申込ができなくなってしまいますので注意してください。

身分確認された場合に備えて、自分の身分を証明できる物(免許証等の顔写真がついたもの、保険証等)と印鑑を持参することをお勧めいたします。
面会時間は、拘置所によりますが,東京拘置所のように収容人員が多い所では,10分程度しか認められない場合がほとんどです。
差し入れの受付は平日のみで、拘置所の窓口で手続をすることになります。

面会の受付時間と差し入れの受付時間が異なることもありますので、注意が必要です。
現金や衣類、書籍は差し入れることができます。ただし、ひも類を差し入れることはできません。衣服等にひも類がついている場合には、ひも類が取り外されます。また、衣類には枚数・品物等の制限が、書籍も1回につき3冊まで等の制限があります。

筆記用具類、通信用具類、日用品類、飲食物は直接は差し入れが認められないのが一般的ですが,売店で購入して差し入れることができます。また,本人が中で購入することもできますので,お金を差し入れてもよいでしょう。

手紙は差し入れできず,郵送してくれと言われます。
なお,差し入れられる物は,警察署と拘置所で異なりますので,必ず確認してください。
接見禁止が付されている場合は,書籍は差し入れできません。

 

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